SCMの例題を学生と一緒に考えた

昨日はTNTインターンシッププログラムの3回目ワークショップ。いよいよ物流業界に入る準備の段階になり、前半はプレゼンテーションスキルの再チェック。皆、前回指摘された弱点はだいたい直してきていたが、まだちょこちょこと粗があるので、更にそこを潰していけるようビデオチェック。

それから「物を運ぶ、物を届けるとはいかなる営みか」を皆で考えるブレインストーミング。出てきた見取り図は「ニーズを満たす」という視点から枝を広げたもので、まあまあ頑張ったかなと。こちらからは「ライフラインを支える」「意味を生み出す」「文化をつたえる・文化を生み出す」という意味があることをレクチャー。

最後はTNTのベテラン営業マンの方による、SCMのレクチャー。インフライトエンターテイメント機器(旅客機の座席埋め込みテレビ)メーカーの工場と販社の立地、年間売り上げという情報だけから、一つ一つ論理的に推理を進めて、エクスプレス便のニーズをサプライチェーンのどの部分から掘り起こしていくかというケーススタディは非常に面白かった。ちなみにこの例題を考えたのは拓海広志さん。TNTのセールス研修でも実際に使われている例題とのこと。