ここ数日、いきなり見知らぬ他人にバカと言い放つ年配の方に相次いで遭遇しました。
1人は驚いたことに早稲田大学の社会学者の森元孝先生。
森先生はアルフレッド・シュッツがご専門で、私も御著書を1冊持っているので、ちょっと残念な振る舞いでしたね。
もう一人は安斎恵子さんという方で、北海道の美瑛のツーリストについて、地元農家の許可を得た防疫済みのガイドツアーという案を私が書いたら(札幌学園大の観光学者の藤崎達也先生によると、既にそうした取り組みは北海道にはあるそうです)、いきなりバカと言われました。どなたかご存知無いのですが(北海道大の職員に同じ名前の方がいらっしゃいますが未確認)、気軽に知らない相手にバカと言える豪快さにびっくりです。
自分が当然と思っていることを、全く周辺知識の無い他人に丁寧に説明することが出来ない(その選択肢を思いつかない、そのスキルが無いなど)人が、いきなり相手をバカ呼ばわりするように思います。大変にもったいないことです。森先生の事例でもわかるように、これはもう学歴や職業とは関係無くて、一流の研究者でも言う人は言うんだなということが今回学べました。
幸い、私が師事した先生方(青木康先生、三井徹先生、永見勇先生、佐々木一也先生、小林裕子先生など)はこうした言動とは無縁でしたし、私も初先生方のお名前を少なくともこうした部分では汚さないようにこれからも心がけて生きたいと思います。