玉川上水取水堰

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 昨日は多摩川サイクリングロードをひたすら遡って、サイクリングロードの出発点になっている玉川上水羽村取水堰を見てきました。以前にもご紹介したように、この上水が出来るまでは江戸や武蔵野の生活用水・農業用水はさほど豊かではなく、特に武蔵野は荒れ地の中に点々と集落が散らばるだけの場所だったわけです。

 そういう意味では近代東京の原点の一つみたいな場所です。近代ワイキキを生み出したアラワイ運河の数百倍偉大な(人口比)、しかし一本の水路を引いたことで土地が劇的に変わったという点では似たような場所ですな。

 同時に、この取水堰で水を大量に使ってしまう為に、多摩川の船文化が消滅してしまったという場所でもあり。

画像1:玉川兄弟(上水を開削した人)
画像2:取水堰
画像3:玉川上水