卒論難民、40分間の奇跡

最近受け入れた卒論難民の学生、最初は本来のゼミをドロップアウトしたのかと思ったけど、20分くらいのレクチャーを1週間おいて2回やっただけで随分まともな研究計画になってきたし、自分から面白いアイデアを出してきてる。この調子でやっていけば、結構読み応えのある卒論になるはず。

まだまだ甘い部分はあるけど、こんな短期間でこれだけ進歩するんだから、要するにこれまできちんと育てられてないってこと。せっかくの素質ある人材が能力を伸ばせないまま3年半過ごしてるんだもん。もったいないですね。

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2019/7/25 追記:この子の卒論は結局A評価だったそうで、卒業後8年経ってもなお折に触れて連絡してくるので、当時の自分はかなり良い先生だったんだと思います。後に聞いた話、この年の10-11月はほとんど池袋キャンパスの中央図書館で生活していたとか。また来月、彼女も含めて当時のゼミ生たちと会う予定。