今日は立教大学の卒業判定通知の日で、各所で卒業出来ますという喜びの声が上がり始めてます。
きちんと学業に取り組んだ学生たちのそれからは、充実感や達成感のようなものが伝わってきます。
4年間、600万円を費やした結果、自分が何を手にしたのか。その手にしたものでこれから何を創っていくのか。よーく考えてみましょうね。いつも言いきかせてきたことですが、20年後の自分がどうなっていたいのかをイメージして。
それでは大サービスで、デヴィッド・マックロウ・ジュニア先生の伝説的なスピーチ「You're not special」の最後の部分を日本語に変換して貼り付けておきます。
「いつかあなたたちが手にするであろう賞賛と同じように、充実した人生もまた、結果として、あるいは喜ぶべき副産物として与えられるものです。賞賛や充実した人生よりも大事なものについてあなたたちが考え続けなければ、それらは手に入りません。
あなたの旗を頂きに立てる為に山を登るのではなく、ただ挑戦として山に登りなさい。山の空気と眺望を楽しむ為に山に登りなさい。世界にあなたを見せつける為でなく、世界を見渡す為に山に登りなさい。世界をまたにかけた人間になるためにパリに行くのではなく、パリという街に在るためにパリに行きなさい。
自身の満足の為にあなたたちの自由意志や創造力や自主自立した思索の力を用いるのではなく、それらが他者に与える善の為に、それらを用いなさい。すなわち68億の人類とその子孫の為に。
やがてあなたたちは、人類に関する偉大な、そして奇妙な真実に辿り着くでしょう。無私無欲こそが、自分自身に対する最高の贈り物であるという真実に、です。かようにして、人生における最も甘美な喜びは、我々は特別な存在ではないという認識によってのみ到来すると言いうるのです。
何故ならば、誰もが特別な存在だから。
卒業おめでとう。幸運を祈ります。あなたたちと我々の利益のために、素晴らしい人生の為に、前に進んで下さい。」
さてカレーでも食うか。