このウェブログの左下にいつもさりげなく表示されている「セイラビリティ:アクセスティンギー」というウェブログ。一昨日くらいから、とんでも無い記事が出ていますね。
「白浜養護学校体験会」
白浜養護学校体験会 : セイラビリティ‐ハンサセーリング(HANSA Sailing)
江ノ島で6月2日に行われる白浜養護学校の体験会は、私の知っている限り、義務教育の公立学校の正規の授業として行われるアクセスディンギーのセーリングとしては、日本で初めての授業です。 これって、やはり凄い事なんですよ。 ヨットと言うと、危険なス...
公立学校で正規の活動としてヨット体験会をする。
しかも、調べてみたところこの白浜養護学校は知的養護だとのこと(養護学校には病弱養護、肢体不自由養護、知的養護の3校種があります)。
私の住んでいる自治体では、これはあり得ません。絶対に無理。出来ない。特にいまクビの回りを涼しい風が吹き抜けているであろう現教育長体制になってからは、異常な官僚主義(と保守主義)が現場を圧殺していますからね。障害児学校の子供を水辺に近づけるなんて、絶対に教育委員会の許可が出ない。
ですから、これは快挙なんです。たとえ別の自治体であれね。知り合いの先生にこの話をしたら「知的養護の子をボートに乗せるの? いきなり立ち上がったりしても転覆しないの?」と心配しておられました。どうなんでしょうね。ライフセーバーが待機しているのでしょうか。藤沢市ということで海についての認識も違うのかな?
というわけで、この体験会、ちょっと見物に行ってきます。普段私が主張している「学校の課外活動を地域住民がサポートしよう」「地元について学ぶアクティヴィティを総合的な学習に取り入れよう」というコンセプトそのものですからね。一体何が起こってこのような事態が到来したのか。取材してきたいと思います。