電通大オープンキャンパスはメーカーフェアよりもチームラボ展よりも面白い(主観)

昨日は調布にある電通大のオープンキャンパスに行って参りました。

佐藤証研究室のM2のNくんが息子と友達で、トマトが収穫出来るから摘みに来て下さいと誘われたので、まずは佐藤研究室へ。しかし息子は佐藤研究室の向かいの橋下研究室に吸い込まれて出てこない。
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息子が遊んでいる間に、可愛らしい女子学生(院生かもしれない)に色々と質問。これらのゲームは一般公開されている専用ツールで作っているそうで、マシンのスペックはCore i7にGeForce980くらい。グラボは毎年のように最新スペックのものを研究室で買っているそうです。
 佐藤研究室ではまず本筋の暗号解析ツールを見せてもらいました。どんな暗号化をしているのか、基盤の消費電力の波形から推論する仕組みだとそうです。N君に直々に説明してもらう息子。
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中国あたりからの引き合いが多いそうです。ISも持ってるのかな? 
 ここから屋上のIOTトマト農園へ移動。
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無農薬だそうですが糖度もやたら高いし病気や虫も無くて、うちのベランダでもやれないかなこれ。

 トマト農園の向かいにあった研究室では、腕や額に嵌めると神経を騙して関節を回転させるというツールがあったり(IOTと組み合わせてナビゲーションに使いたいんだとか)、グランツーリスモをプレイしながら加速度を擬似的に経験出来るというツールが椅子についてたり(開発していたのは女性でした)。
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 またも息子ドはまりで出てきません。
 階下に降りると今度はメディアアートの児玉幸子研究室のお部屋。動画

をご覧下さい。メーカーフェアのブースでもこんなオモロイもんなかなか出てないよ。

 更に旅は続きます。山崎研究室ではロボットが太極拳してました。
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 息子の様子を伺うロボット。山崎先生は「うちの研究室に来ればこのロボットを使い放題だ!」と息子をスカウト。
 一色秀夫研究室では人工ダイヤモンドを作るとこを詳細な説明付きで見せてもらったり、エルビウムシリケイト結晶がいかに将来のコンピュータの高速化に役立つのかとか、その製造実験プロセスとか説明してもらったり
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全部質疑応答たっぷりしてます。マンツーマンレクチャーっす。
 川端研究室では川端教授ご本人からデータ圧縮についてレクチャー。主に私が聞いてましたが、二段階量子化によるデータの不可逆圧縮の仕組みなど、社会学者でもある程度は納得出来るものでした。
 人工ダイヤモンドからまた別の建物に入ると、今度は人間情報学の水戸研究室のブース。実は妻が前の部署でこことプログラムを共同開発していたらしいのですが・・・。
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顔の熱からストレス状況を調べる研究など、私の今度の仕事(障害者就労支援)にも応用出来そうなものがあったので、名刺交換して来ましたよ。息子も今回一番刺さったのは水戸研だったとか。トマト研じゃないのかよ!
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 最後は松吉研究室で、「センター試験で東大合格ラインを目指す」プログラムの設計について、親子3人でレクチャーを受けました。最近の日本史は私らが受験生だった時とはワーディングが全然違うので、センター試験解けません。新しい研究成果がどんどん反映されてる感じです。
 はい、というわけで、これ、めちゃめちゃおもしろい上にタダなんですけど、ガラガラのイベントでした。もったいなくない? 個人的にはメーカーフェアより断然楽しかったし、勉強になったんだすけどな。