日本の大学教員の上から目線の問題

ふと思いついたので図式化してみました。
イメージ 1
日本の大学は21世紀に入ってから文科省と財務省による予算削減で痛めつけられていますが、日本社会全体ではこれはさほど問題視されていません。
それは何故なのか?
このままじゃヤバいんですよということを、大学教員が外部に伝えるコミュニケーションのモードが間違っているんじゃないか。
新井紀子や落合陽一があれだけバズるのは、そこが上手いからなんじゃないか。
と思ったので。
残念なことに、こういう視点を提供しても「大学教員にそれを求めるな」、じゃあ余剰博士にちゃんとお金払ってサイエンスコミュニケーターやってもらったらどうかと言うと「それは無理」、と常に否定から入る教授もいたりします。要するに、新しいことはしたくない、新しいことをさせるのもいやだ、営業もしたくない、お金は欲しい。で愚痴ってるだけのおじさんが少なからずいるんですねいまも。
サイエンスコミュニケーションやロビー活動しなくても国は大学に充分にお金を出すのが当たり前だから、自分たちはそんなことはしない、というロジック。
研究が自分たちの仕事なんで、それ以外をやらすな、と。
一つの正論ではありますが、今の日本にはすべての正論を充分に満たすだけのお金はありません。だから、正論をより広く有権者に届けて、共感を貰ったところから順にお金が回る。
それをしたくないのなら、残念ですが今後もあなたたちは落ちていくばかりです。
貴族や武士が落ちぶれていったプロセスを見るかのようです。斜陽産業なのに。
ま、お前らそのまま滅んどいた方が長期的にはむしろ良いんじゃないの、とは思いましたね。
イメージ 2

弊社オリジナル育児バッグです。こちらでお買い求め頂けます。