お茶を入れている茶筒と茶壺。茶筒には紅茶が入っています。
故郷(愛知郡東郷町)の木地師が35年前に作ったものです。材はカリンかな?
木地師は小椋・大蔵という名字が多い(木地師の祖とされる惟喬親王の二人の家来が小椋と大蔵だったため)のですが、これは大蔵さんの作品。
音貝小学校の近くに工房があったんですが、今は建売住宅の群れになっております。屋号は「大蔵木工」だったはず。
東郷町にはもう1軒、祐福寺の参道沿いに大蔵という木地師がいて、そちらはまだ営業してますね。創業は神護景雲か宝亀の頃(1250年前)で、当代で惟喬親王から47代目だそうです。創業が惟喬親王より古い気がするんですが、そこはまあ気にしないということで。