原美術館のドイツ銀行コレクション展から久しぶりの立教大へ

今日の午後はこちら。原美術館の「そこにある、時間―ドイツ銀行コレクションの現代写真」展に行って参りました。

同行したのは金沢大学大学院 教育学研究科 音楽教育専攻 修士課程の1年後輩。彼女はピアノのコースで、卒業後は何年間かチェコにも留学していた人です。プラハ。行ってみたい。

ですが、現代アートはどうもよくわからないというので、じゃあちょうど原美術館で良さそうなのやってるから、解説してあげるよという話になりました。

知っている作家はそんな多く無いんですけどね。リヒター、ベッヒャー夫妻、グルスキー、杉本博司、ディコルシアくらいかなあ。でもそこはそれ、プロですので、現物を見てその部屋のテーマを見て作品解説を見れば、コンセプトはわかります。それ以外のこともわかる。ベッヒャースクールの理論、古典絵画へのさりげない言及、モノとしての作品の捉え方。それを一枚ずつ簡単に説明しながら見て回ったので、他のお客さんの3倍くらい時間かかりましたが、自分のアート脳も久しぶりに活性化したし、満足です。展覧会の質もおそろしく高かった。行ったほうが良いよ。

品川駅までの帰り道では、現代アートについて質問攻めとなりました。ギャラリーとオークションの関係、ヤング・ブリティッシュ・アーティストと有力コレクターによるマーケティング戦略、何故現代アートが注目されるのか、市場・ビジネスの観点から見たその理由・・・・。

知り合って17年目にして、ただの「変な先輩」から階級アップして「変だけど凄い先輩」になったのではないか。ヽ(`▽´)/

そして夜は「立教大学卒業20周年の集い」に妻のお供で行って来ました!


1年ぶりの顔、6年ぶりの顔、15年ぶりの顔。

昼は金沢大学大学院の後輩に16年ぶりに会ったりして。

みんな色々な人生歩いてます。淡々と生きている奴、しなくても良いはずの苦労を重ねてる奴、行方知れずの奴。


イメージ 1



改めて、彼女らとほぼ同年齢の自分のこのフザケた見かけに驚いた次第です。人生の重みとか何でこんなに感じられないんだ。なあ?