自由に働ける職場が無いと文句言うよりは、自分たちで変えたり作ったりしたら良いのだ。

昨日は浅草でビジネスマッチングのビール会。
偉い人たち、若者たち、怪しい東海高校卒業生たちが入り混じって盛会でしたが
一番笑えたのはですね
転職したい教え子たちが、人探してる社長さんに
「何年か働いてから辞めて留学して、帰ってきてまた会社入るのはありですか?」
と質問したら
「は? それなんでダメなの?」
と逆に聞かれた瞬間。
自腹で勉強してレベルアップして帰ってくるなんて美味しさしか無いじゃないのと。
その社長の語る社風や働き方が、彼彼女らの常識を遥かに超えてフリーダムだったので、一度、名古屋本社まで見学に行くことにした者が居るようです。
でもですねえ。日本の20世紀型企業のメンバーシップ型雇用が唯一絶対な会社のあり方じゃないですからね。メンバーシップ特権を与える代わりにファミリーの一員として高い忠誠と自己犠牲・献身と強い連帯感を要求する仕組み。ファミリーだから長老が偉いので年功序列になる流れ。ファミリーを離れた者はヨソモノ扱い・・・・。なんか893の盃事っぽい・・・・。
会社は本来は目的達成のための組織でしかないはずなので、必要に応じて必要な機能をプラグインで追加したり、要らなくなれば削除したり、働き方もそこで求められる成果をきちんと出せれば良い訳なので、皆で工夫してやりやすいように作り替えていったら良いと思うのです。
みんなのあこがれ糸井重里事務所やパタゴニアって、そういう発想で組織作っているんでしょうから、やりたきゃ我々もそうしたら良いんじゃないかなと。その方が糸井重里に履歴書送って殺到する応募勝ち抜いて雇ってもらうより早いし。
ちなみにこちらの会社はまだ創業から年数が経っていない中小企業なので、上に人件費負担の重い(給料分の仕事をしない)おじさん社員が漬物石のように乗っているということもないし、社長がこうだと言えば歯向かう古株社員もいない。だからそれが出来るわけですが、こういう敏捷性の高い組織の方がこれからは色々と有利でしょうね。