奨学金が返せないと言う前に、あなたの卒論読ませてね。

学生支援機構から奨学金を借りて大学に通い、卒業したけれど十分に稼げる職に付けなかったので、奨学金が返せない、何とかしてくれ!!
という主張があるそうです。
今の私の立場視点から思うことですが、どちらの大学に通われたかは不問で、成績表と卒業論文見せていただきたいです。
大学卒を名乗って恥ずかしくない内容の、学術論文としての体裁が最低限整っていて、ウェブ拡散アンケートとかカマしてなくて、丁寧に調べ丁寧に論じて慎重な結論が提示されている卒論があって、もちろんコピペなんか論外ですが、口頭試問してちゃんとその分野の基本的な視野が備わっていることがわかって、
「じゃあお題出すから来週までに本3冊読んで6000字のレポート書いてみてくれる?」
ってお願いしたら、しっかりした文章のレポートを、催促しなくても締切日の締切時間の8時間前くらいに、丁寧な文面のメールに添付してpdfファイルを送ってくれるような人だったら、私んとこにある求人を速攻で紹介しますよ。奨学金余裕で返せるくらいの給料もらえますよ。
大学ってまず知識や能力を身につけるための場所だと思います。その結果として学位が発給される。だよね?
であれば、どちらの大学であれ、大学卒としての能力を証明出来たら、今の御時世、絶対に働き口あると思うんですが。
生活費や学費を稼ぐアルバイトに忙しくて勉強出来ないんだって反論はアウトです。そこまでお金が無かったら、大学に入学しても大学生として学べないじゃないですか。放送大学だってあるし。
教育は国家の投資として重要という考え方には私も全く同意します。高等教育に回す予算を増やすべきというのも同感。でも、今の日本の大学教育で、使ったカネに見合う教育効果をきちんと上げてるんですかということも言わせていただきたい。どの大学を出ても上記基準を余裕でクリアする人ばかりならば良いのですが、違うでしょ?
というわけでして。奨学金返せなくて困っているという方、お書きになられた卒論を然るべき内容・書式の文面のメールに添えてsdtricks@outlook.jpまで送っていただけましたら、真面目に採用検討いたします。これはという方なら社長に直談判して採用薦めます。勤務地都内。