2013年度写真文化論終了

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さてそんなわけで写真文化論の教室内での講義は全て終了。最終日はそれぞれこの半期で写真に対する認識がどう変わったかを口頭発表してもらい、質疑応答という形でした。

普通、日本の大学だと「質問ありますか?」(反応ナシ)という展開ですが、私の場合は「質問が無いってことは、この人が言ってること全部わかったってことだよね? じゃ〇〇くん、30秒で今の発表要約してみて。」などと嫌がらせを始めるので、皆さん争って手を挙げて質問してくれました(笑)

私からも時折、プロでも即答出来ないような難しい質問を投下して遊んでましたので、90分はあっという間に過ぎ、5分ほど延長して議論してから、皆でランチを食いに。

そちらでは就活の話とか、金沢と横浜がそれぞれ現代アートをどのように都市経営に生かしているのかとか、横浜の歴史における赤レンガ倉庫の位置づけの歴史的変遷とか、八王子から横浜に到る生糸の物流の話とか、つまり写真と全然カンケー無い話で盛り上がって解散しました。

今年度の写真文化論は人数も長さもフルサイズのゼミの半分弱で、私もハーフポーションのゼミをやっているような感覚で講義をしました。生き延びた7人はそれぞれ個性的であり、またアタマも人間性も確かな、つまりは優れた人材だったと思います。読む・書くという基礎訓練が足りていない感はちょっとありましたし、この子たちを1年間あるいは2年間、自分の手で育てたら面白いだろうなとも思ったのですが、それは願ってもしょうがないことなので、これからそれぞれの所属ゼミで成長していってくれることを祈りたいです。

ま、その前に最後の鬼畜課題で炎上してもらいますかね。へへへへへ。