名前出してやっても良いんだけど今回は勘弁しといてやるんだけど、表向き格好いい看板上げてる某NPOの求人。年若い後輩が面接受けに言ったらですね、詳しくは書きませんが面接したガキの服装も態度も最低、事務所は雑然、これがあの偉そうなこと抜かして六本木でセミナーとかやってる連中の実像かとがっかりして帰って来たそうであります。
その求人、見た瞬間にこれはあかんと思ってFBにもそう書いたし、私より年長の方々も口々にこれはダメ求人だって呆れてたんですが、やっぱりなあという感じです。
ブランド私大から大手出版社なんて経歴の御仁が旗振ってこれからはノマドワーキングだなんだって話になってますが、あのね、フリーランサーって自由の替わりに実力も仕事の精度もその辺の緩い企業や大学の常勤雇われワーカーの10倍のレベルあって、やっとそいつらの稼ぎの6割取れるかって世界っすよ? メール読んで「いつもお世話になっております。標題の件、了解いたしました。よろしくお願い申し上げます。」って一言返信出来ない人が日本の大学では普通に年収1000万貰ってるわけですが、営利セクターのフリーランサーでそのレベルの人間はそもそも発注無いです。
それが、何かたまたま流れで若いうちにちょっとお金稼いじゃって、じゃあ今流行のソーシャルビジネスもやってみよかーってノリなのかもしれませんが、若いみなさんに警告しておくと、大学出ていきなりそういう連中の下で働くのは最悪の選択です。仕事教える能力無いから。日本でビジネスするなら、くだらねえなあって思っても30年以上続いてる会社で3年は修行して、仕事の基本くらいは身につけるべきだなあと今日あらためて確信しました。