センパイも必死な年の瀬

 火曜日は年内最後の2年ゼミ。前回の実験で、学生を密集させて円形に座らせるとグッとコミュニケーションの質が上がることが分かったんで、まずは教室の中央に椅子を集めて丸く座るところから。

 冒頭、3年ゼミの副ゼミ長と総務が現れて、何とか作品展設営日にボランティアしてくださいと懇願してましたね。 もう素直にアタマを下げる以外の方法は無いわけでして。2年ゼミのフェイスブックグループにも、3年ゼミ副ゼミ長からの真摯な懇願の書き込みが届いておりました。1年前のダメ人間だった自分の体たらくをさらけ出しながらお願いするという、あまりにも直球なお願い。2年生たちの心には、どんな風に届いたかな? でもこういう形で後輩にアタマを下げられるってのは、凄いことですよ。

 その後は先週のヴェルディ本社プレゼンの内容報告、集英社会社訪問の内容報告、博報堂ブランドデザインコンテストの経過報告をしてもらいました。みんなの表情がきちんと見える位置関係だと、報告者もリラックスして経験をシェア出来るみたいです。

 その後は「11万6000円」プロジェクトの話し合い。それぞれの作業の様子を観察してみましたが、なるほどこれは楽しみという感じで仕上がってますね。成果物はおそらく3年ゼミ作品展の会場の一部でご覧頂けると思います(「え~と、設営ボランティアをお願いされる以上、当然、会場に今作ってるもの展示出来るんだよね?」「で、出来ます!」「も、もちろんです!」)。