Top Guns of Rikkyo

 いよいよあと10日となった3年ゼミ作品展。

多摩子供PV♪
このブログでは、「beArt展~POPCORN KIDSの想造力~」の情報を発信しています。

 実は私は作品展の企画には全くタッチしてません。 最初のコンセプトメイキングの段階でダメ出しはしたけど、その後、あれをやれこれをやれとは一切言わなかったんです。基本的にはクリエイティブディレクターを務めたゼミ長の中村瑞希に全て任せてました。

 中村は昨年末に来年度ゼミ長に指名された時から、壮絶な自主学習を続けてクリエイティブディレクターとして求められる能力を身につけようと努力して、まあ何度も脱走しようとしたけど(笑)、「逃げたいなら逃げて良いよ?」って状態にしといたら結局は脱走を取りやめて頑張っております。

 さて今日のブログのチームは動画作品を作ったんですが、技術的に苦労してました。動画は難しいですから。その次にはBGMこれ使いたいんですけどと相談されたんで「じゃJASRACにカネ払って許可取って」と指示。ちゃんと連絡取って書類作って(私はサインと印鑑だけ担当)オカネ払ってます。

 昨年度のゼミ生が就活中に、ゼミでの活動これだけ頑張ったという話をしようとしたら「所詮大学のゼミでしょ」って面接担当者にバカにされたって怒ってましたが、今年度の3年ゼミの活動はゼミという概念を越えつつあります。後期からモグっている子が「加藤ゼミは企業みたいです」と言ってましたけど。ピラミッド型の組織があり、各ポジションにjob descriptionがあります。英語で運営されている国際経営のクラスと連携しているので、幹部は英語で先方と交渉して、英語で資料を作って出しています。工程管理がありマテハンがあり保険や労務管理があり経理が置かれ。

 広報や営業担当は100件単位でポスター掲出のお願いに回りますし、ウェブ広告出稿業務ではターゲティングをきちんと考えて、HQに報告書を出してなんてこともやりますね。こちらは成果は要求するけど方法は教えないので、みんなゼロから組織設計も仕事のやり方も作品づくりも試行錯誤してます。20人に満たない大学3年生と2年生が実質4ヶ月でここまでやってるってのは、大したもんですよ。そろそろ褒めて良い時期なんで褒めておきますが、全学部全学科の中でも実働能力は比較対象が無いレベルのゼミだと確信します。トップガンです。