仕事部屋用のスピーカーを買い足しました。これまでTIMEDOMAIN MINIをミキサーのヘッドフォンアウトに繋いで鳴らしていたんですが、これをパソコン用に降格。替わりに導入されたのがFOSTEXのPM0.4です。本来のリスニングルームはリビングで、そちらにはDALIが置いてあるんですが、なかなか落ち着いて音楽を聴ける生活ではないので、仕事部屋で鳴らすスピーカーをもうちょっとまともなものにしたいと前々から思っていたのですよ。
PM0.4はもともとDTM用のパワード・ニアフィールドモニター(すぐ近くで聴く為のスピーカー)としてデザインされているので、接続も簡単。プリアンプとして使っているMACKIEのMS1202のコントロールアウトから、PM0.4の背面にシールドを繋ぐだけ。まだセッティングも何も詰めていない仮置きの状態ですが、タイムドメインとはちょっとモノが違いますね。タイムドメインはあくまでもヴォーカルものとか室内楽で使ってこそ味が出る、守備範囲の狭いスピーカー。ヘヴィ・メタルもファンクもフルオケもビッグバンドも「おかあさんといっしょ」(最近のヘビーローテーション)もかかる我が家には向いていません。タイムドメインには熱心な信者さんが沢山おられますけれども、トップモデルのYoshii9も一晩かけてじっくり試聴した上で書きますけど、そんな大したもんじゃないなあというのが私の結論。得意なソースが限定されすぎてます。
さてフォステクス。実は私の友人がこの春から新卒で技術者としてフォスター電機に就職することになってるんですよ。彼は本当に根が真面目で、でも洒落もわかっている好青年。昨年秋に新しいロードレーサーを組む際にも手伝ってくれたんですが、彼がこれからどんなオーディオ機器を作っていくことになるのか。今から非常に楽しみなんです。