妻の母は昔からクラシックギターを弾いていて、今使っている楽器は私がマドリードの知り合いに頼んで送ってもらったスペインのルシアーのものなんですが、それ以前に使っていたという物件を今日、じっくりと見ることが出来ました。何でも40年前に5万円で買ったらしいです。
40年前に5万円というと、今なら30万円くらいでしょうか。
ヤマハのGC-5というこのギター、ペグ回りにちょっとガタが出ているのでリペアに出して欲しいとのこと。じゃ飯沼さんに見せようかという話になったんですが、さっきなにげなしにヤマハのサイトを見てびっくらこいた。
ボディトップが松なのはまあ良いとして(色調から見て米松でしょうか)、サイドとバックがハカランダ単板。ネックはホンジュラスマホガニー。もちろん指板はエボニーで、ブリッジまでハカランダを奢っている。
この仕様、今ヤマハのカタログで同等の材使ってるのはこれだけですよ。希望小売価格160万円。100万円のやつでもサイドやバックにハカランダ単板なんて仕様は無いんです。
最初に私がやったのは、息子の手の届かない場所にこのギターを移動させることでした。言うまでもない話ですが。