写真の裏をめくったら(笑)

 立教大では「一般教養科目」の代わりに「全学共通カリキュラム」というものをやっているのですが、今年はこんな講義が登場しています。

「写真-現在・過去・未来<撮ること,見ること>」

■授業の目標

写真は大きな節目を迎えている。しかし,写真を撮ることと見ることの根幹は変わっているだろうか?本コースでは3人の専門家のお話を通して,その根幹を探って行く。

■授業の内容

主要な被写体の異なった,3人の写真家をお招きし,自作をご披露いただきながら,写真を撮ること,見ることの根幹を考えて行く。本コースをきっかけにして,受講生各自が,今いかにして写真に向き合うべきかを省察してもらうことになる。なお,講師の方々がこれまで被写体とされてきた対象としては,石川氏が世界の自然,宮崎氏が出産・分娩,沼田氏が街の表情,などが挙げられる。

■授業計画

1 ガイダンス
2 旅とは何か(石川)
3 先史時代への旅(〃)
4 極地への旅(〃)
5 熱気球からの光景(〃)
6 妊娠から出産まで(宮崎)
7 赤ちゃんの世界(〃)
8 子ども(〃)
9 いのち(〃)
10 東京近郊(沼田)
11 カフェあるいは喫茶店(〃)
12 お土産(〃)
13 近場への旅(〃)

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この講義は社会学部の三浦雅弘先生が、3人の写真家を迎えて話を聞きながら写真論を交わすというコンセプトなんですが、実はこの3人のうち二人がホクレアの「追っかけ」をした経験を持つ写真家だったりします。もうおわかりでしょう。最初に登場する「石川」とは石川直樹さん。次の「宮崎」とは宮崎雅子さん。本当は3人目にKUAおじさんをスカウトしようとしたんですが、KUAおじさんは多忙ということで断られてしまいました。

石川直樹さんのウェブサイト
http://www.straightree.com/

宮崎雅子さんのウェブサイト
http://www015.upp.so-net.ne.jp/m-miya/

 たしか前期の金曜日の5限(16時30分)から、池袋キャンパスでの開講だと聞いています。学外の方で、ど~しても聴講してみたいという方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。三浦先生に相談してみます。