今月26日14時より前回と同じく稲城市の城山体験学習館にて開催される「南山・何でも検証ワークショップ」第2回について、以下の新着情報をご案内いたします。よろしくお願いいたします。
1)「南山の自然を守る会」メンバーより参考資料が1点、届きました。
http://homepage3.nifty.com/bearspit/ws02chronology.pdf
「メディアとブームとしての里山」として、環境問題についての言説の歴史的変遷を詳細な年表にまとめたものです。この年表では1995年の今森光彦の里山写真集が「里山ブーム」の始まりを告げるものとして示されています。
ワークショップでは、「里山コモンズ案における里山とは、いかなる概念か」についてまず「南山の自然を守る会」の見解を示していただいた後に、それについて「南山東部地区に可能な限り広く豊かな植生を残す/創造するという目的に対して最適か」という視点から議論する予定です。
南山東部地区の市街地については石川市長が、多摩ニュータウンをベンチマークとしてそれを超える良質な住宅地を創造するとの抱負を語っていますから、議論では多摩ニュータウン内の緑地を「里山」概念から捉え直してみようと思っています。
2)今回も稲城市開発調整課さんがご参加くださるとのことです。
前回も開発調整課さんは市の資料に基づく数々の情報提供をしてくださいましたが、今回もご参加いただけるとの連絡がありました。開発調整課としても「里山コモンズ案」は積極的に支援していきたいし、ワークショップでの議論を市行政に生かしていきたいそうです。