第3回「南山・何でも検証ワークショップ」
第2回「南山・何でも検証ワークショップ」ではNPO法人「南山の自然を守り育てる会」が取り組んでいる「里山コモンズ案」を検証しました。その結果は報告書でお知らせした通りですが、ワークショップ終了後に交わされた議論の中で、特に都市設計や不動産の専門家から「里山コモンズの基本的な概念はわかったが、それをどうやって売っていくかという点の詰めが甘い」という指摘がありました。より具体的に言いますと、
☆「里山コモンズ住宅」をいかに消費者に説明するか?
・現在のような説明の仕方(長くて曖昧)では客を逃がしてしまうので、もっとシンプルな説明を公式に策定しておく必要があるのでは?
・里山コモンズ部分に対する一戸あたり数百万円の追加出費をどのように納得してもらうか、その戦略は?
・里山コモンズ部分に対する一戸あたり数百万円の追加出費をどのように納得してもらうか、その戦略は?
☆どのようなキャッシュフローの上に「かたまり型コモンズ(民有緑地)」を成立させるのか?
・至近距離にある「めぐみの里山」との棲み分けをどうするか?
・トラスト方式にした場合、維持管理費や税金は誰が負担するのか?
・トラスト方式にした場合、維持管理費や税金は誰が負担するのか?
というような諸問題が、前回のワークショップでは未解決のままになっているわけです。
これについて、ワークショップ参加者と「南山の自然を守り育てる会」の双方から、もう一度ワークショップを行って議論を深めたいとの希望が寄せられましたので、第3回「南山・何でも検証ワークショップ」では商品企画としての「里山コモンズ」を更に現実的なものにする議論を行うことといたしました。
2:内容
住宅評論家の飯田太郎氏(TALO都市企画)、都市設計家の成瀬惠宏氏(都市設計工房)による現状整理と問題提起の後、ワークショップ参加者全員で商品としての「里山コモンズ」について議論します。議論の方向性ですが、まず「里山コモンズ住宅」と「民有緑地」の商品コンセプトの詰めを行い、次にこの二つのプロジェクトについて「いつ、誰が、何をするのか?」を整理します。つまり、「何を作って売るのか」をはっきりさせた後、少なくとも「南山の自然を守り育てる会」「組合」「稲城市当局」はそれぞれどのような役割を引き受けるのかを明らかにするわけです。
議論にはどなたでもご参加いただけます。これまでのワークショップに参加されなかった方でも構いませんし、「里山コモンズって何?」というところから始められる方でも大丈夫です。飯田氏と成瀬氏のプレゼンテーションを聞けば議論参加の為の最低限の知識は得られるようになっています。
稲城市民ではない方も大歓迎です。里山コモンズ案に批判的な方の参加も有益です。街作りやコミュニティ作り、建築、都市設計、ランドスケープデザインなどを勉強中の学生さんなども、第一線で活躍中の実務家の方々と、実際にこれから動き出す現実のプロジェクトについて話し合える機会ですので、奮ってご参加ください。有益なものならば、誰の意見でも採用されます。
3:日時
9月20日(日曜日) 会場は未定(稲城市内のどこかであることは確か)