明日、13時より稲城市中央図書館併設の城山体験学習館視聴覚室にて、第1回「南山・何でも検証ワークショップ」を開催します。
南山の全面公園化案、府中市・稲城市墓苑の「樹木葬墓地」案、根方谷戸のダム湖化案、崖下の京王線操車場化案など、意欲的な市民案が出そろい、時間内には議論は終わらなそうです。
レジュメダウンロードはこちらから。
http://homepage3.nifty.com/bearspit/mysite2/news.html
城山体験学習館はこちら(地図も出ますよ)
http://www.city.inagi.tokyo.jp/shisetsu/sports/yagai/shiroyama/index.html
私や南山の全面公園化案提案の亀井さんは博士号を取得している歴とした研究者ですから、このワークショップでの議論は我々が普段やっているような科学的な議論になります。少数派であろうと多数派であろうと、事実と論理に基づいて組み上げられた主張であれば、誰もそれを潰すことは出来ません。ガリレオ・ガリレイが地動説を唱えたとき、当時のカトリック教会は多数決で、言い換えれば「民主的に」それを潰しましたが、本当の科学に関する議論に「民主主義」など無いのです。
そしてまた、本物の研究者は自説とは異なる主張であっても、その主張の科学的洗練に協力出来ますし、協力するものです。そうでなければピア・レビュー・システムなどとうの昔に消滅しているでしょう。ある主張に身も心も捧げた人間だけがその主張の中身の洗練に寄与しうるなどという発想は、論理と感情の弁別が出来ていないという点で、前近代的なものと言うことが出来ます。
まあ、見ていてくださいよ。きっとわくわくするような議論がありますから。