経産省の「生活コストの「見える化」システム」が色々酷いです

経済産業省が「生活コストの「見える化」システム」という、マクロ付き超巨大エクセルファイル(21MB)を3月末に公開しております。

市町村や家族構成その他を入れると、そこで生活する為に必要なコストを計算して出してくれるという仕掛けなんですが、試しに東京都稲城市で賃貸100平米で計算させてみたら、家賃が347000円という、草ぼうぼうな数字が出てきて笑いが止まりません。

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拙宅は98平米で家賃13万円です。

このオモチャ、石川県野々市とか鳥取県米子がモスト・リコメンデッド・タウンとして出てくるらしいのですが、単に大都市やその周辺の家賃を非現実的な数字に設定して、情報弱者をだまくらかしてIターンさせようという、官僚とコンサルの陰謀アイテムではありますまいか?

そういえば鳥取にIターンしてみた教え子が間もなく都心のおっきな会社に再転職であります(一応、Iターンの時も今回も転職の世話みたいなことしてみた)。