なかなか読ませる社訓

 最近読んだ本の中に出てきたコンサルタント会社のウェブサイトを覗いてみたら、社訓があまりにも個性的なので感動してしまいました。

 こちら。

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 特にこの部分が良い。

「愚痴・泣きごと、不平・不満、悪口・文句、心配ごと、泣きごと、ついてないとか、ゆるさないとか、弱ったとか、困ったとか…言ってちゃだめだよ。もしそういう人がいたら、なるべく避けるようにしましょう。」

 本当にもうおっしゃる通りで、毒の空気を吐く毒竜化した方からは離れておくに限ります。

 ところでこのコンサルタント会社、森林バイオマスエネルギー導入をお仕事としておられるのですが、以前にこのエントリーで論じた地元の里山を何とかする際に森林バイオマスエネルギーというアイデアも役に立つのではないかと考えています。

 現状、問題の山はあっちもこっちも藪化している上に地形は宅地や農地には向かず、それでいて市街化調整区域ではない(固定資産税・相続税が宅地並みにかかる)という、本当にも煮ても焼いても食えないどうしようもない代物なのです。まさに燃料革命以降50年間の各種政策的失敗の結果の詰め合わせ。結局のところ、これはもう税金を投入して都市林として再生していく他無いと思っているのですが、その呼び水として、まずは藪を何とかしたい。藪を切り払って人間が入れる森にして、「森って良いもんだな」と広く感じてもらえる空間にしていかないと、公金投入の合意形成は出来ないでしょうからね。

 その為にはネザサを退治しないとだめだし、落葉広葉樹の下にわさわさ発生中の常緑樹も少し整理しないといけない。

 ですが、そうやって伐って出てきた木質の始末が困りものです。炭焼き窯もありますが、そんなもんじゃ到底始末できません。森林バイオマスの燃料化技術がこのボトルネック突破の鍵にならないかという期待があります。これから少し勉強してみるつもりです。