うちの近所にはかなり大きな近隣公園があり、噴水池も備えられています。この池は水深が20センチ程度と浅く、また底はコンクリートで覆われているのですけれども、すぐ隣にある里山から大量の落ち葉が入るからなのか、先日息子と池を見ていたら、大量のオタマジャクシが泳いでいました。
そうか、こんな池でも生態系というものが形づくられているのだなあと感心していたのですが・・・・・先週だっけな。池の水が全部落とされていて、シルバー人材センターの皆さんが池の底をデッキブラシで一生懸命磨いておられました。当然ながらオタマジャクシは完全消滅。あの池の水がどう排水されるのかわかりませんが(三沢川分水路に直接落として多摩川に流してしまうのかな?)、なんだか殺風景な話ではあります。
私自身、あまりあの池の周囲には行きませんし、他の住民でも池に積極的に近づく人は少ないのですが、その理由の一つがこれなんですね。コンクリの水たまりで生態系というものが無い。生態系ができかけるたびにそれを潰して洗い流してしまう管理方法になっちゃってる。あるのはゴミばかり。魚の一匹も居ないんだもん。
あのまま水を落とさずに管理していく手段は無いものなのか? あったとしても、市に提案して担当者の重い腰を上げさせて、新しい管理体制を構築して・・・という気の長いプロセスが待っていますし、正直私自身、そこまでは手が回らない状況です。今後の宿題かな。