荒木汰久治さんの講演会が来月あるそうです。
一般の方の入場も可能とのこと。詳しくは直接問い合わせてくださいまし。
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『ホクレアによる12000kmの航海の先に彼が見たものは・・・』
☆『なぜ自分がホクレアのクルーになりたいと思ったのか・・・ どうしたら自分の限界の裏側を見ることが出来るのか?そして、どうしたら自分の未来を見つけることができるのか?それがただ純粋に知りたいと思った。(汰久治)』☆
ホクレア号クルー 荒木汰久治氏 講演
☆7月2日(月)19:10~ (90分予定)河合塾広島校S館
☆7月3日(火)19:10~ (90分予定)河合塾福山校
あなたは、自分の進路や勉強方について迷ったり、あるいは不安に思ったりしていないか?
何かをしようと思うのだけど、1歩が踏み出せず悶々と過ごしてはいないか?
先日、日本に1隻のハワイの船がやってきた。その名は『HOKULE'A』。
現地の言葉で「幸せの星」の意を名に持つこの船は、全長約20m、2つのカヌーからなる双胴船で、2本のマストを持っている。2000年以上前の古代の航海カヌーを再現したこの船は、エンジンはもちろんのこと、コンパスや海図といった航海器具を一切持つことなく、スターナビゲーションという航海術のみで、風を操り、ハワイからミクロネシアを経由して日本にやって来た。
スターナビゲーションとは、星や太陽の位置や動きをはじめとし、風や波、海鳥の様子など、知覚できる自然環境すべてからの情報を元に、自分の位置を把握し、進路を見出す古代式伝統航海術である。その航海術はウェイ・ファインディングとも呼ばれ、人間に本来備わった能力を最大限に発揮し、その本質は”生き方”そのものをも探るものである。
“彼”に初めて出会ったのは、先月5月20日、山口県の大島、ホクレア号の船上だった。
以前から、この船に興味を持っていた僕は、この船を見に、大島に行った。1歳半になる息子にも実物のホクレアを見せてやりたいと思い、嫁さんと息子を連れて・・・。
申し訳ないが、彼に関する認識は全くなかった。「へぇ~日本人も乗ってたのかなあ?それとも、通訳か何かのボランティア?」というのが”彼”を始めて見たときの感想である。
でも、“彼”はクルーとして、ホクレアで航海してきた男だった。
”彼”の名は『荒木汰久治』~偉大なるウォーターマン~
荒木氏は、ホクレアの上で、大島の島の人たちに、大島に集まった人たちに話をしていた。
ホクレアという船の説明を、その航海の意義を。自分はなぜホクレアという船に乗りたいと思うようになったのか。自分が海で出会った、偉大な人物たちの話を。どうやって「ホクレアに乗る」という夢をかなえていったのか。ホクレアで日本を”探す”海の上で何を感じたのか。そして、自分の目で日本という“島”を見つけたときの感動を・・・。
荒木氏の言葉には飾りが無い。自分のやっていることを自慢することもない。自分の格好よさをひけらかすことも無い。むしろ自分の弱さや、格好悪さも含め淡々と話をする。
しかし、彼の言葉には、真っ直ぐな“強さ”がある。そして、聞くものをひきつける”力”がある。なぜに、どこからその強さは出てくるのか・・・頭では分からない何かがあるのだ。
言語化すると、多分、彼の発する言葉は、確かな“経験”に基づくものだからだと思う。
荒木氏の話を聞き終えた直後、何も考えず、僕は彼に自分の職業を伝え、そして、自分の生徒たちに、いや、多くの若者に話を聞かせてやって欲しいとお願いしていた。
荒木氏は「わかりました、ワークショップを開きましょう」とにこやかに答えてくれた。(その時点で、僕は彼がどれほどの人物かほとんど知らなかったのだが・・・荒木氏のスケジュールは実はとてもタイトだ。一言で説明すると、彼の世界(海)では野球に例えると、イチロー、松井のような人物である。今回は、我々のこの講演の為だけに、広島まで来ていただけることになった。)
これを書いている僕の願いは一つである。
出来る限り多くの人たちに、荒木氏の話を”生”で聞いてもらいたい。
本や、テレビ、ネットなどではなく、荒木氏と”直に”会うことで、同じ時間、空間をともすることで、より多くの何かを感じれるはずである。そして、そのことにより、今後のあなたたちの人生に、何らかの変化が起こる。何か、答えが出るというものではないが・・・。
頭では分からない何かを感じるはずである。そして、考え始める・・・これを読んだ人たちには、一人でも多く今回の講演に足を運んでもらいたい。塾生とか塾生でないとか、そんなことは関係なく、自分の友人、知人を、大切な人を一人でも多く引き連れて・・・
☆ 『自分が伝えたい感動とはまさに“感じること”、“動くこと”。そのためには恐怖を乗り越えられる勇気が必要だ。人間の一番の敵は“恐怖”だ。その恐怖を乗り越えるためには夢が必要だ。大きすぎる夢であればあるほど、それは勇気となって恐怖を乗り越えられるだろう。(汰久治)』☆
文責:河合塾広島校数学科 北野 寛三
ホクレアついては、とても奥が深く、この紙面では書ききれない(書いている僕自身もまだ未消化なところが多い)。もし、興味を持ったなら、是非、下に紹介したHPや本を参照していただきたい。
“彼”の話を聞くにあたり、より、様々なことを感じ取ることが出来ると思う。
.魯錺ご儻?稗硲弌米鐱楔譟http://www.gohawaii.jp/history/hokulea/hokulea01.html
Yajikita On the Road HP (ホクレアの説明など、画像、音声を交えわかりやす)
http://www.jfn.co.jp/yajikita/070616diary-hawaii.htm (一番お勧め)
ホクレア号航海ブログ(公式日本語ブログ)http://hokulea.aloha-street.com/?p=234