欧州諸国風土記その5(ネーデルラント)

作中での名称:オランダあるいはフランドル*

一般的な名称:ネーデルラント

王家:ハプスブルグ家(スペイン領ネーデルラント総督家)VS オラニエ=ナッサウ家(ホラント州およびゼーラント州総督家)

現国王:スペイン領ネーデルラント総督アウストリア大公アルブレヒト及びその妻イサベラ・クララ・エウヘニア王女(スペイン側の領主)

VS

ホラント州およびゼーラント州総督オラニエ公マウリッツ・ファン・ナッサウ(オランダの事実上の主宰者)

主な血縁:スペイン王家、神聖ローマ皇帝家(スペイン領ネーデルラント総督家側)

最有力の宗教:カトリックも多いが、オランダ側の政権中枢を握っているのはカルヴァン派プロテスタント

属領:特になし

課題:果てしなく続く戦争と財政危機(両陣営とも)

近い将来に起こる出来事:オランダの完全独立

*現在では「フランドル」はベルギー国内のオランダ語話者地域を指しますが、この時代の「フランドル」はネーデルラント南部全体を指しました。