自信を持った子供を育てることが一番大事である

息子の中間テストは昨日で終わり。

息子は漢字を書く部分で書字障害があるから、漢字を正しく解答欄に書かなければ点がもらえない社会科は

「できるわけがないよ(笑)」
「だよな!!」

だったけれども、数学と英語さえ出来ていればあとはどうでも良いと伝えてある。この二つをマイペースで着実に積み上げていけば、周りが勝手に脱落していくのだからと。

日本語はロジカルな文章の読み書きが出来ればOKだし、それは着実に出来ている。かといっていわゆる文芸に興味が無いかというと、プロイスラーの『クラバート』を何十回も読み返しているから、好きな作品を深く読み込むタイプなんだろう。ちなみに中学校で教員が非論理的な発言をした日には、帰宅一番に嬉しそうに教えてくれるから、声のデカさだけを頼りに教育をやっている教員は気をつけた方が良い。言っておくが俺はガチ勢だ。

さて、理科は言わずもがな。既にSSHの高校生並みの知識を持っている(特に理学と工学分野)。数学も好きなようだし、英語も苦手意識は無さそうである。

youtubeを活用して教科学習を楽しむ自分なりの方法を確立したのも大きい。クラスメートの中には、中間テストの前には1日10時間もテスト勉強をしたというのを自慢しているとか、教科書の解説本を買い込んでいるとか、ドリルの答えを丸暗記している(から問題を最後まで読まなくても答えが書けるそうな)とかいう昭和な勉強法も流行っているそうだが、奇特なことだ。もう令和だぞ。

だが何よりも嬉しいのは、父ちゃんが仕事でちょっと家を空けても大丈夫かなと聞いた時に

「なんとかなるよ。俺は凄い男だからな」

という自信に溢れた返事が返ってきたことで、中1の2学期で心から自分は凄い人間だと思えている子供を日本の公立学校に通わせながら育てたという一点でも、自分の育児は凄いと確信出来た。