稲城五中の国語科の夏休みの宿題は、生命保険文化センター主催の作文コンクールに必ず応募する、だそうだ。
このコンクールは1校あたりの応募者数に応じたインセンティブが学校に支払われるという、まさに生保の営業の歩合とインセンティブの関係を深く理解出来るナイスな設計になっている。
どうせ作文を書かせるなら学校にお金が入るコンクールにしとけという稲城五中の判断にも合理性がある。
中学1年生が生保ネタで何を書けば良いのかという問題だが
「かんぽ生命 不適切営業 ノルマ ブラック」
というキーワードを適宜組み合わせて出てきたニュースを何本か読み、作文コンクールにインセンティブが設定されていることと併せて、生保業界のものの考え方に根本的に存在していると思われる問題点を指摘してみよう、というアドバイスをするつもりである。