仕事を好きになれないことへの罪悪感は不要である理由を書いた

「転職して、基本的にはやりたい仕事をしているんだけれど、同僚に圧倒的な熱量で仕事をしている人たちがいて、その人たちと較べても、あるいは過去の(別の場所での)自分の熱量ピークと較べても、今の自分の熱量が低すぎて、そこに強い罪悪感を感じる」

というお悩みが増えている。

ホントに。1件や2件ではないのだよ。

どこまで真面目なんだ君たちは。落ち着け。

あのな、仕事に好き嫌いを言うなってフレーズあるじゃないですか。

よく見てみろ、このフレーズを。

「この仕事嫌い」という発話を禁ずる。それだけではない。
「この仕事好き」という発話も、同時にこのフレーズは禁止している。

だから「仕事に好き嫌いを言うな」と主張する人は、部下や同僚に対して「この仕事を好きになれ」と要求する資格は無い。

だから、このフレーズを有効とする職場ならば、そこにある仕事を好きになる必要は一切無い。

もしも「仕事に好き嫌いを言うな」と命じない職場であれば、あなたにはその仕事を嫌いになったり、好きにならなかったりする権利がある。その対価として、その職場は、従業員がそこにある仕事を好きになる可能性を手にしているからだ。支払いは既に済んでいる。あとはマネージャーの仕事だ。

いずれにしても、罪悪感など感じる必要は無い。Take it easy.