JOBHOPPERS’ DELIGHT

毎年のように、ではなく、必ず年に1回か2回は会社を移る人を若干名、知っています。ユニークだなと思いつつ、かなり遠い場所から観測を続けています。
 
このリンク先によれば、HR分野のエキスパートは1年か2年サイクルで職を転々とする人をジョブホッパーと捉えているそうです。ですから、私の観測対象はジョブホッパーと言えます。
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些少な事例しか知らないわけですが、それらの事例には共通する特性があります。

新しい会社にジョインした直後は当然、やる気がそれなりにあります。しかしそれは遅くとも3ヶ月か4ヶ月でピークアウトして、あとはダダ下がり。半年を過ぎると、言葉の節々から会社への不平不満が滲み出るようになり、遅くとも1年前後で会社を移る。その繰り返しで、所属した会社は沢山あるけれどやっていたのは最下辺の下働きでしたというトラックレコードが積み重なっていく。

それが悪いという話をしているのではありません。

職業選択の自由は尊重されなければなりません。

ただ、興味深いというお話です。

さて、こうしたトラックレコードの持ち主の観察から私が読み取った特徴は、以下のようなものです。

1) 他責的・他罰的な思考がとても強い。
2) 強いコンプレックスを抱えている。
3) 強い自己承認欲求を持っている。
4) 案外それでもなんとかなっている。
5) ここは違うと思ったらすぐに転職してしまうので、病まない。

特に大事なのは4と5だと私は考えています。病まないのが一番大事です。健康第一。雇用側からすると、既に彼・彼女らのトラックレコードは「長居する人ではない」ことが見え見えなので、それを踏まえた判断も出来るでしょう。そのように考えてみると、他責的・他罰的で承認欲求が強く、我慢することを(あまり)知らないという人は、実は労働者としてそれなりにハマりどころがあるのではないか。

そんなことを考えた朝でした。

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