さてさて続いては西湖エリアです。
河口湖エリアとの間の横移動は、峠を一つ越えることになります。
地図で見ると河口湖(右側)の端から道が西湖に向かって続いてますね。
この辺、はっきり言えば寂れています。潰れた民宿とか旅館が道沿いに立ってます。夜にクルマで走るとかなり怖いです。真っ暗だし。しかもトンネル出たところに「株式会社サイコ」って大きな看板があってですねえ。
サイコって言われたら普通はこっち想像するじゃないですか。
ヒッチコックの映画です。
以下、ウィキペディアよりあらすじを抜粋。
さらに車を進めるうち、たまたま目に留まったベイツというモーテルに寄る。そこは青年ノーマンが一人で切り盛りする小さな宿で、彼は隣接した丘の上に建つ屋敷に住んでいた。マリオンは宿の応接室で食事をとりながらノーマンの話を聞く。屋敷には母親もいて、数年前から彼が世話をしてきたという。客室に戻ったマリオンがシャワーを浴びていると、突如何者かが刃物を振りかざして襲ってくる。何度も刺された彼女は床に倒れ、絶命してしまう。直後に飛び込んできたノーマンは浴室を清掃し、死体と所持品を彼女の車のトランクに押し込み、近くの沼まで運ぶ。車は4万ドルの札束もろとも、沼の中に沈んでいく。
西湖のほとりの旅館でサイコされる・・・・嫌だなあ。
西湖は2泊3日キャンプに最適なエリアだった!
話を戻しますと、西湖エリアでひとけがあるのは3箇所。株式会社サイコがあるトンネルの出口辺りと、立ち寄り湯や旅館やキャンプ場が固まっている真ん中らへんと、古民家群をリノベしてテーマパークにしている「西湖いやしの里」がある西の端っこあたり。そして湖を囲むようにキャンプ場が散らばっています。
釣り客を別にすると観光客が寄り付くのは立ち寄り湯のあたりと「いやしの里」ですね。「いやしの里」は名前やウェブサイトは垢抜けないのですが、行ってみるとここも「日本」を押し出してアジアからのインバウンド需要に注力したなかなかの施設で、山中湖や河口湖の20世紀メルヘンチックなノリが苦手な人にはおすすめです。私は気に入りました。
いやしの里で彫金体験中。
西湖の良さは、富士山を一周する幹線である国道139号線から外れている(山一つ越えた北側にある)ことだと思います。なのでトラックなど通過交通は皆無。とっても静か。それでいて「町」である河口湖エリアには139号風穴付近の慢性渋滞を通らずすぐに移動出来るし、逆方向の精進湖や本栖湖へも渋滞回避して移動出来るし、エリア内には立ち寄り湯もあるので、例えば2泊3日で富士五湖にキャンプに行くならベストなチョイスだと思いました。
モデルケースとしてこんな感じかな。
1日目
10:00 東京発
12:00 河口湖エリア到着。昼食。
13:30 キャンプ場着。設営。
14:30 設営完了。
18:00 食事
20:00 立ち寄り湯へ
2日目
午前 西湖で釣りとかカヌーとかSUP
午後 精進湖のヤマザキYショップでジビエ肉を購入
夜 ジビエを食ってから立ち寄り湯へ
3日目
11:00 撤収
12:00 いやしの里で食事。その後、散策。
15:00 出発
16:00 上野原IC付近で渋滞を堪能
18:00 帰宅
精進湖・本栖湖編に続きます。
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