富士五湖とその先のタヌキ湖を比較すると、これからはタヌキ湖が伸びそうだと思う理由(河口湖編)

河口湖は観光地の「町」

続いて河口湖エリアです。クルマでも電車でもここが富士五湖の入り口になります。クルマだと中央道の脇道の終点で、IC横に富士急ハイランドがあります。
エリアの南側を縦断するように国道139号線(富士パノラマライン・富士山を一周する片側ほとんど1車線の道ですが河口湖のあたりだけ片側2車線)が通っていて、その両側には全国どこでも見るようなチェーン店が連なっています。マックスバリューやスポーツデポもあるよ。
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河口湖のショッピングモールの夕暮れ時。

日本の20世紀高原リゾートのお約束といえば「テディベアミュージアム」と「オルゴールミュージアム」「トリックアート美術館」ですが(どれも初期投資安いから)、河口湖にはオルゴールミュージアムがちゃんと整備されています。これが意外や意外、大人気。富士山が見える立地を生かして、アジア系インバウンドのニーズに徹底的に対応したそのオペレーションや場内デザインは見事でした。
※なお、「テディベア」は山中湖、「トリックアート(の廃墟)」は田貫湖にあります。
河口湖そのものはかつてはブラックバスのメッカだったらしいのですが、最近では全く釣れないらしいです。
チェーン店やイオンがある、こういうエリア、実は観光地には必要です。観光地にも地域住民が居て、そういう人たちだってナショナルチェーンを利用したいし、イオンで買い物するのが便利です。そして我々のような長期滞在客も、細々としたものを買い出したり衣類を洗濯したりという時には、やはりショッピングモールが便利です。
観光そのものはあまり魅力的な場所ではない(我が家は絶叫マシンに興味が無いし、釣りをしようにも釣れてくれる魚が居ない)のですが、でもありがたい場所、便利な場所。それが富士五湖における河口湖の役割ですね。
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河口湖から見た富士山のヘッドランプたち。

もしも河口湖エリアにブラックバスの管理釣り場があったら、利用したかったかなとは思います。どうせ湖では釣れないんだからもう。
西湖編に続きます。
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