MUSES-C 「はやぶさ」は日本語の文献ではどちらかと言えば男性のイメージで扱われているような気がするのだが、英語では通例、船は女性扱いになる。
つまり、人称代名詞ではやぶさを表す場合には、通例に従うならshe, herとなる。
もちろん中性のitやitsを使う手もある(現在はそうしている)。
ホクレアの翻訳の時は、古代ポリネシアでは航海カヌーは男性として表象されていたという文化人類学的知見に基づき、人称代名詞を日本語にする時には「彼」を使ったと思う。
日本の船も「丸」が付けられるくらいだから、ジェンダーは男なんだと思うが(日本刀擬人化ゲームではみんなイケメンにされているはず)、そうなると宇宙船も男扱いなのだろうか?
それはそれでポリコレ的にちょっとガードが甘い気がするが、その一方で英文が船を女性として扱っているものを読むと、あたかもエルメスやグッチのショップのような洗練を感じたりする。
s/heでHAYABUSAを表すのは野暮なので、やはり中性でいくか。
いや、その前に、こんなマニアックなものがプリントされるバッグは売れるのか
2008年5月 地球から最も遠い宙域に到達2009年2月9日 システム再起動。イオンエンジンDスラスター噴射開始。2009年11月4日 Dスラスター故障。2009年11月19日 中和器Aとイオン源Bを組み合わせて航行継続中。2010年1月14日 地球の重力圏を通過する軌道に到達。人類史上初めて地球-月系の外の天体に着陸して帰還する宇宙船となる。地球まで6000万km。2010年3月27日 復路航海完了。イオンエンジン噴射中止。2010年4月4-6日 0次軌道補正機動。
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この時期以降の英語のブログはハヤブサと地球の交差時の相対距離の話ばかりです。このままだと地球からどれだけ離れた軌道を通過します→補正機動の結果、交差時の相対距離はこれだけになりました→更に補正機動を行った結果・・・・って感じ。
この時期以降の英語のブログはハヤブサと地球の交差時の相対距離の話ばかりです。このままだと地球からどれだけ離れた軌道を通過します→補正機動の結果、交差時の相対距離はこれだけになりました→更に補正機動を行った結果・・・・って感じ。