社会学者のデザインは月に届くか

先週今週とかなりヒマでダメ人間ライフ満喫していますが、私史上最大の挑戦(金額ベース)案件はファーストサンプルの出来もかなりの高評価で、いよいよ本番プレゼン用のサンプル製作に進みます。

今度という今度こそ本物のムーンショット。社会学者のデザインしたバッグが月まで届くのかが問われます。

もちろんここまで来るには、的確なリサーチをしてくれた教え子たちのチーム、サンプルを作るたびに精度を上げてくる職人さんチーム、原材料をお願いした通りの仕様で製造して素速く届けてくれる工場の皆さんなどなど、多くの関係者のプロフェッショナルな仕事あってこそ。

そして、そういうプロフェッショナルな仕事をしていただくにはやはり、緊密でスピーディーなコミュニケーションと相手への深いリスペクトが不可欠ということをまたも実感しています。

なにしろゴールデンウィーク空けの月曜日にはサターンV型ロケットの上にアポロ11号を搭載して発射前点検完了で引き渡しという、あああああごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・・なスケジュールです。

それも仕事来なくて困ってるような工房ではなくて、仕事来すぎて困ってる工房へのお願いです。

断られて当然。無理ですって言われたら、無理ですよねーって引き下がるしかない。そこを押し込んだって、ねえ。アポロ11号ですから。月面に生きた人間下ろして旗立てて帰ってくる機械ですから。デスマーチでそんなもん作れませんよ。危なすぎて。

プロジェクト立ち上げからここまで、一つとして手抜きもノーリスペクトな仕事も紛れ込ませなかったからこそ、この段階で月を目指す船を製造してもらえるのです。

今日の結論。手抜きや仁義を欠いた仕事はしないほうが良い。

さて、月曜日の講義ノート作るか。2013卒と2017卒の教え子を連れて美術館ガイドツアー♪

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