先日訪問させていただいた会社で感じたこと。
政治家にしろビジネスマンにしろ研究者や教育者にしろ職人にしろ、良い仕事や大きな仕事をしていて、これから更に上って行くんだろうなという方々の多くが共通して持っているのは、相手の目を真っ直ぐ見て話が出来るという特徴です。
これは何を意味するのでしょうか。
お風呂の中で考えました。
良い仕事や大きな仕事をする上で必須なのは、周囲との協働です。周囲と上手く協働するには何が必要なのか?
相手に信頼されること?
そこは1の1じゃないと思う。
まずは相手を信用することです。取り敢えず。しかし世の中は本当に奥が深いので、本当に色々な人物がうごめいています。食らわされることもある。必ず。
そのリスクを取ってでも、まず相手を信用してコミュニケーション出来る人は、強い。
強いというのは、地雷の一つ二つ踏んでも凌げるダメージコントロール能力があるということです。それが自信になる。だから相手の目を真っ直ぐ見られる。
その自信はどこから生まれるのか? 地雷の一つくらい踏んでみて体験して学んでタフになるんだと思います。だからやっぱり最初、1の1はまず自分から相手を信用すること。先手を打って。
自分を相手に預けることと言い換えても良いでしょう。
一旦相手にペースを預ける。相手のリズムに乗る。自分を開いていくわけです。それが出来る人は相手とのコミュニケーションがスイングします。グルーブします。この状態が作れる人は、強い。(ただしダークサイドに堕ちるとたちの悪い詐欺師になる)
もちろん、地雷を踏み抜いた瞬間はダメージがありますから、おおっと思う。それは誰でもおおっと思う。でも必ず復活出来るという確信があるんでしょうね。すなわち、未来の自分を信じているということになります。
自分を信じる。相手を信じる。未来を信じる。
シンプルですが、なかなか出来ないことです。私はこれが出来ている人に出会うと、神様ありがとうございますと思ってしまいます。幸いなことに私の周りには、こういう人たちが沢山居て下さいます。ありがたいことです。