知り合いの会社がウェブでdisられてたので、教えてあげたら、闇が深かった

知り合いの会社がウェブでdisられてたので、教えてあげたら、闇が深かったのです。

(以下、事例特定を避ける為にモザイクが入っております)
「給料払ってくれないから辞めたったとかいうブログが流れて来たんですが、会社の名前出されてますよ。大丈夫なんですか。」
「だって給与振込口座の申請してくれなかったんですもん」
「え?」
「引っ越しちゃってるから住所もわからないし、メール送っても返事来ないし。」
「凄いですね・・・」
「地雷でした。」
「お互い、地雷人材には気をつけたいですね。」
「親が会社経営してて、うちにも仕事紹介してくれるから雇ってくれないかって頼まれたんですよ。」
「で、紹介してくれたんですか?」
「全然。」
「あーらら。ブログでは色々カッコいいことも書いていて、仕事楽しいみたいでしたけど。」
「いやいやいや。地味な案件にアサインすると文句言うし、色々ありました。ブログで自慢出来るような花型案件だけやりたい子で。しかもちょっと難しい業務になると、無理ですとか、もう辞めますって簡単に言うし。」
「辞めてくれてラッキーじゃないですか。」
「辞めるときも大変でしたよ。いきなり辞表出すから、おいちょっと待てと言ったら、親が弁護士連れて乗り込んで来て。」
「凄いですねえ」
「うちより大きな会社に押し込めることになったんで、とにかくすぐに辞めさせたかったみたいです。給料の件も、こちらが悪いことにして辞める口実なんじゃないですかねえ。親の金があるから金には困ってない子だし。」
「だからブログやSNSでもあんなフリーダムなんですね。」
「親の会社がコケない限りはフリーダムでしょうね。」
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昔から聞きましたけどね。こういうの。
大企業のオーナー社長の子供を取引先企業がしばらく預かる話。「お預かりお嬢様」「お預かりお坊ちゃま」と呼ぶんですと教えてくれたのは、某大手都銀出身の後輩でした。お預かり人材が回ってきた部署の同僚は病みますよ、とか。2000年頃にゼミ室で聞いた。
ちょっと前の就職氷河期や、その後の人材奪い合い時代にも親コネの人事は色々聞きましたが、ええと、学びとしては、コネで人を採る際には慎重な上にも慎重に、ということでしょうか。

私も以前に経験ありますが、都合の良いことばかり並べて微妙感を醸し出す若者を押し込もうとする案件は、何かありますね。こいつ採用してくれたらこういう話紹介するからみたいなのは、多分、詐欺。