頑張れ、と、頑張るな、が、大学卒業を境として切り替わることに気づく

大学生を相手にしていた時は、私はご存知のように鬼畜先生でした。頑張りが全然足らないよ君たち( ̄ー ̄)ニヤリ もっと頑張れよ君たち(・∀・)ニヤニヤ 何しろ日本の大学というところは、うっかりすると4年間誰からも「頑張れ」と言われないで過ごせるこの世の楽園(爆発音
しかしながら最近は、若い人といっても、もう大学を出て社会人として生きている人たちのお相手をすることが大半です。その結果だと思いますが、若い人への接し方が168度くらい変わって来ているのです。
私のとこに来るという時点で何らかの悩みや困り感を抱えていますし、色々やってみてあかんかったから、最後の一つ前くらいの手段として私に相談するわけですね。
そういう状態の人は既に充分「頑張ってる」状態です。何しろ日本の職場というところは、より沢山苦しんだ奴が偉いという価値観ベースで回っているそうで、うっかりすると新人なんぞは蹴って蹴って踏んで踏んで鍛えるこの世の地獄(爆発音
ですから、私のすることはまず傾聴、論点の整理、そして「あなたは充分頑張っているので、やり方を根本的に変えるか、少しアクセルを緩めるかしなさい」という言葉かけです。そこそこ頑張って壁にぶつかっている人に「あんたそろそろ結果出さないとヤバいよ?」とか「余計なことは考えるな(社畜魂が足らないんだよ)!」なんて言っても、いい結果は出ないはず。