意外に殊勝

今年度の2年生も徹底的に、というか、いまだかつて無いほどに痛めつけましたから、結構嫌われてる手応えがあります。

・・・あるんですが、年内最後の課題提出日だった今日、「今年は最低最悪な年だったな」と声をかけると、案外そうでもないですとか、あと2年(卒業するまで)はよろしくお願いしますとか、殊勝な声が返って来ます。

実際、4月と年末ではもう全く本当にケタ違いに実力がついてきて、文章もきっちり書けるし大学の外、企業社会にポッと放り込んでもピシッと折り目を付けて切り抜けられる子たちになっています。大学2年の時点で言えば、まあ私の方が知識量や思考力は高かったですが(その辺は私は別格なんで)、総合的に見たら彼ら彼女らも見劣りしないくらいになっていると思います。

1ヶ月前には、もしかして自分はこのクラスの指導のやり方を間違えたのかもしれないと思っていましたが、今日出て来た課題の内容を見て確信しました。間違っていたかどうかは置くとして、自分の手を離れたあともこの子たちはちゃんと学び続けていってくれるでしょう。