今日、大学に行くために百村の辺りを歩いていたら、寿々木工務店さんの前に鮮やかな赤い花が並べられているところでした。
帰りに前を通ってみたら、ガラス戸のところに説明書きが貼られていました。何でも、寿々木工務店の鈴木会長(初代の親方だった方)さんが引退後に丹精して育てられたものなのだそうです。町の皆さんにも楽しんでいただくために店頭に並べたとのことでした。
感動しましたね。本当に感動した。魂が浄化されたような気がしましたよ。
見事なブーゲンビリアの鉢植えが幾つも店頭に並べられていて、街のそこだけがパッと華やいだ雰囲気になっていましたからね。会長さんは福島から裸一貫で出てこられて、稲城で工務店を創業された方なのですが、今は薄葉谷戸の辺りで畑を作っていらっしゃいます。それで、季節ごとの収穫を工務店の店頭に並べて、ご自由にお持ちくださいということをしている。会長さんから稲城の街へのギフトですよ。私も冬瓜なんかをいただいたことがありましたが、今度はブーゲンビリアの美を街に贈ってくださった。
粋じゃないですか。ねえ。一本も二本も取られた。
こんな粋な親方が福島から稲城にやって来てくれたことに感謝、感謝です。そしてまた一つ、稲城が好きになりました。
会長さん、ありがとう!!