アイヌ工芸二人展PART3

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 ツール・ド・モンブラン出場権を見事に手に入れたトレイルラン病患者、S氏御夫妻の全面応援を得て引っ越しを何とか済ませました。そういえば10年くらい前には、まだS氏夫人になる前のJUNちゃんの引っ越しを私が手伝ったこともあったんですよねえ。人生、長く生きていると本当に持ちつ持たれつだなあとしみじみしてしまいます。

 さて、まだ家の中は全然片付いていないのですが、日曜日には自由が丘のギャラリー「るなん」で開催されていた「アイヌ工芸二人展PART3」をのぞいて参りました。この「アイヌ工芸二人展」は結城幸司さんとその親友、造形工房むかごの平田篤史さんが定期的に開催しているものです。

-アイヌ工芸2人展Part3-

 平田さんはアイヌの血を引いておられるわけではないようですが、アイヌ文化を徹底的に追求して創作活動をしていらっしゃる方です。アイヌ語教室の先生もしておられるそうですし、コシャマイン慰霊祭の事務局長でもあるそうですから、アイヌ文化の伝承者とお呼びして良いと思いますね。私はホクレアが横浜に来た時のカムイノミで初めてお会いしました(平田さんもエムシ・リムセと呼ばれる剣舞を舞っておられましたよ)。

 結城さんとは昨年秋のアイヌアート・プロジェクトのライブハウスツアーでお会いして以来。相変わらず武藤敬司のようなあごひげで(本人は「先住民族って感じだろ」と言っているんですが、プロレスファンには武藤のヒゲにしか見えない)、ノリノリでした。今回は私が以前から個人的に推進している「結城幸司に本を書かせる陰謀プロジェクト」の打ち合わせ。話の具体的な内容はご紹介出来ないのですが、また少しだけ具体的になり、足並みも揃ってきました。

 何とか陰謀が成就するよう頑張っていきたいと思います。

 画像は「アイヌ工芸二人展」の様子。2枚目の画像で結城さんの後ろに見えるのは今回の目玉の大作ですが、既に現物は売約済みでした。とても力がある作品で、この日いらしたお客さんの中には追加刷りが可能かどうか相談している人も。3枚目の画像はこの日、私が買った結城さんの木版画作品「今日はいたずらするにはもってこいの日だ」が、新居の玄関脇にかかっているところです。