ハッカソンはハッカーが運営するべき。


たてつけが完全に大学生向け2日間短期インターンのそれ。

殆どの子供は「ええとこの子」なのでオペレーションの破綻は無かったが、プロの目から見ると、2日間で何を提供するのか、そのためにどんなオペレーションにするのか、KPIは何で、どのように測定するのかなど、さっぱり見えないものだった。

その場は盛り上がってそれで終わり、みたいな。

子供たちのクリエイティビティを発火させるやり方、発火したクリエイティビティに燃料を投下するやり方など、ど素人としか言いようがない。学生向け短期インターンや新入社員研修のノリで。そうじゃないんだよ。もっと煽らなきゃ。

「え、それやっちゃって良いんですか?」
「良いんだよ。ていうか、その程度で良いの?」

これが基本。更に、明後日の方向へアイデアをジャンプさせる意表を突いた問いかけや提案をどれだけ繰り出せるかが問われる。時間内に綺麗にまとめられるような方向の声掛けは要らん。

初等教育の現場経験も育児経験も無い(ように見える)、学歴優等生のコミュ力勝負の若者たちだけで考えてやってるのだから、まあこうなるよな。

コミュ力だけじゃだめなんだよ。

メーカーのハートを持ってないと、メーカーのことはわからないし、ハッカーのハートを持っていないと、ハッカーを加速させられない。

nintendo laboは確かによく出来た知育玩具ですよ。ゼロから揃えると5万円くらいするけど。しかも拡張性ほぼゼロだけど。

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それをなんとかハックしようとして低音ブースト機能付きBTスピーカーを持ち込んだら「それは使わないで」とか、前でやってる説明が長くてくどくてダルいからさっさとプログラミング続けようとしたらswitchの電源わざわざ切りに来るとか、わかってないじゃん。学級委員のまま大人になったみたいなことやってんじゃん。

仮にも「ハッカソン」なのに。ハッカーがハックしようとするのを全力で妨害して、どうする。

(ちなみにBTスピーカーは「誰がそういうこと言ってるの?」「誰か」「放っておけ。使え。」で電源入れて使っちゃいました)