今日、院の後輩にお会いして思ったことなんですが、磨かれた知性が若い女性に加わると、ある意味無敵ですね。
第二言語としての日本語の問題、現代アートのプライマリ市場とセカンダリ市場の違い、芥川龍之介や川端康成の美意識、現代の中国社会と日本社会の若者の消費行動の違い・・・
中国人女性が日本語を使って、大学の先生もやっているおじさんを相手に、そういう話題でバリバリ会話出来ちゃうんです。しかも私の説明に的確な質問や反論まで入れられる。
勉強って大事なんだなあと改めて思った次第です。大学を出たら終わりではない。いや、大学を出たら勉強は終わりにしてももちろん良いのですが、働くことや消費すること以外に、学問や教養を身につけることにも自分の時間やお金を使っていくという選択肢がもたらす内面的な美とはどういうものかを、今日は知ることが出来ました。
良い出会いでした。