児童の教育のオーナーシップは保護者しか引き受けられない。丸投げすんな。

息子の宿題、夏休みを4日残して余裕のゴールイン。

ついでに漢字の自主トレも夏休みの間ずっと続けてきましたが、一月半積み重ねると効果はさすがに目に見えて出ますね。線が足りないとか多いとか、部首の形状がおかしいとか、全体のバランスが崩れているとか、つまり漢字の形状認知のエラーが根絶されました。始める前は手本を見ながら書いても部首の転写エラーが半分かそれ以上だったんですよ。それが最近はノーミス。

算数の方ではゼニカネの暗算は得意なくせに筆算は苦手だったんですが、最近は繰り上がり繰り下がりのど忘れもほぼ無くなりました。2学期からはたしか九九が始まるはずですが、準備は出来たと思います。

で、夏休みの間、息子を指導してみた感想。

1) 保護者がコンスタントに見てやるのがやはり強い

まだ小2なんでプロジェクト管理は無理です。丸投げせずに、今日はこれをやる、次はこれをやると指示してやるべき。

2) やりっぱなしにしない

毎日、その日の分が終わったらすぐに内容をチェックして、エラーやミスはその場で指摘してやり直させる。エラーが発生した原因も一緒に考える。対策もアドバイスする。つまり細かいPDCAサイクルで改善していくのが大事です。

3) 子供の教育のオーナーシップは親が持たなければ誰も持たない

宿題のプロジェクト管理やエラー検出、改善は、親がやらなければ誰もやりません。やれません。そこは学校の仕事ではない。「なんで親が宿題の丸付けやらなきゃいけないの!」って文句垂れてるママさんたちを某所で大量に見かけましたが、「だったらやらなきゃ良いじゃん? あなたがオーナーシップ持ってるんだから。ただし結果もあなたの責任。学校や子供のせいにすんな。」です。

逆に言うと、貧困その他のやむを得ない理由で保護者が児童の教育のオーナーシップを引き受けられない事例(いっぱいあります)について、誰がどうオーナーシップを分担するのかという視点で対策を考えていくのも効果的ではないかな、とも思いました。