中小企業庁の地域需要創造型起業・創業促進補助金の成果が凄い

昨年、私が蹴飛ばした中小企業庁の「地域需要創造型起業・創業促進補助金」。あれから1年。第1回採択分がどうなったのか、ちょっと調べてみました。

東京都から採択されていたのは3件。

1件目は「アンチエイジング食とアニメ映画に出てくるお料理の店」。多摩信用金庫さんが引き受けた案件です。この店は「ベジカフェ・キャベツビーチ」という名前で開店したそうですが、3/20で閉店してました。

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2件目は「母と子が共に楽しめる場所を持ったオリジナル商品販売所」。これも多摩信用金庫の案件。具体的にはオリジナルプリントTシャツを置いた育児カフェみたいな店だったようですが、ブログ、ウェブサイトとも昨年6月で更新が止まっておりました。

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3件目は「映像に特化したSNS型クラウドソーシング事業」。巣鴨信用金庫。これはITベンチャー企業として昨年4月にスタートしており、今年2月には第三者割当増資で3億円を調達するなど、おそらくまだ黒字化は出来ていないでしょうけれども、頑張っているようです。

ただしSNS型では無くなったようですね。もしかしたら補助金断ったのかも。

VideoTouch株式会社
VideoTouch株式会社は、「教えるをエンパワーメントし、 ヒトの”できる”をひろげていく」をミッションに掲げ、動画トレーニングプラットフォーム「VideoTouch」を運営しています。

横須賀市「糖質制限スイーツの開発・販売」。単なるケーキ屋さんになっていました。糖質制限スイーツに関する検索結果ゼロ件。

http://www.strikingly.com/kuro

どうにも微妙なこの戦績、特に多摩信用金庫さんの2件に違和感を感じたのでもう少し調べてみたら、この2件は立川の商工会議所が作ったチャレンジショップに1年限定で入居していたショップでした。だから最初から「1年間やって終了」という案件。

http://www.tmo-wel.com/challenge/

この2件、内装とか什器買うお金の3分の2は返す必要のない補助金ということになるので、例えば開業で300万使ったら自己資金100万、税金200万。そして税金は返済不要。で、1年で閉店。

良い話だなあ。

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