今日は内資の戦略系コンサルティングファーム、シグマクシス様でIoTやAI関連ビジネスの現状を勉強して参りました。
文学部・文学研究科卒で数式が出て来ると目が滑る人間ですが、抽象概念を扱う思考自体は得意なので、お話の内容は多分全部わかったと思います。
AIに必須なのはデータ、(データの読み方を教える)教師、分析アルゴリズムを書いたプログラムの3点セットであること。データが必須だからデジタルデータになりやすい分野がAI実装では進んでいることetc。
また、上記3点セットを用いたタスク処理が現在のAIの本質なので、私が得意としているようなカウンセリングやアートの領域では、なかなかAIは入って来れないこともわかりました。
私がいつも処理している人生の悩みとか恋愛の悩みとか仕事の悩みとか、データとして見たら大半の時間は単に相手の話を聞いているだけなんです。そしてソリューションらしいソリューションを提示しないままセッションを終えることも珍しくない。でもいつの間にか問題が解決されている。何なんでしょうあれはAIに代替出来ますかね?
「それは・・・・難しいです(笑)」
やっぱしね。よーし勇気出た。あとは課金モデルを作るだけだガンバレ俺。
しかしそれだけでは単に勉強させてもらっただけなんで、私も一つAIビジネスのアイデアを考えました。
【家電語翻訳アプリ「日本語でOK」】
使い方:スマホにインストールした「日本語でOK」を起動し、エラーメッセージを発している家電をカメラで写す。するとアプリが家電のメーカーと型番を画像認識し、マニュアルデータからエラーメッセージ一覧を読み出して、家電が発しているエラーメッセージ(LED点滅やブザー音やディスプレイの文字列)と突き合わせた上で、ユーザーに日本語で「で、これからどうしたら良いか」を伝える。何だったらその場でアプリが自動でメーカーのサービスに連絡を取る機能も入れておく。
何が便利なのか:いちいちマニュアルを引っ張り出してきてエラーメッセージと照合して書いてあることを理解するのは面倒くさいじゃん。今のスマホの性能ならカメラとマイクとwifiがあったらそれくらいやってくれそうじゃん。