ペルシャ湾をゆく△帆

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 ちょっとテーマからはズレますが、可愛いので紹介。UAEの切手です。同じ三角の帆形でもオセアニアのクラブクロウ・セイルとは明らかに違いますよね。帆を支えるのはマストだけでブームが無い。いわゆるラテン・セイルlateen sailというやつでしょうか。ヨーロッパの船乗りはイスラム世界からこの帆形を学ぶ事で、タッキング(風上への帆走)が可能な船を手に入れ、大航海時代が準備されたわけです。

 オーストロネシア語はインド洋の西の端、マダガスカル島まで広がっていますが、クラブクロウ・セイルはどうだったのでしょうか。

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