あまみ ものつくり発表会「小型木造船の開発報告」

 鹿児島大学が取り組んでいる奄美大島の伝統的木造船復活プロジェクトが新たな段階に入ったようです。

 奄美の伝統船「イタツケ」と沖縄の伝統船「サバニ」から進化した「アイノコ」。さらにこれをもとにした小型の木造カヌー「クッカル」の初号が完成したのだそうです。建造されたのは奄美大島在住の船大工、坪山良一さん。

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~あまみ ものつくり発表会「小型木造船の開発報告」~の開催のご案内  

開催日時  平成19年3月20日(火)
 14:30-16:30
場所    鹿児島大学稲盛会館
参加費等  無料
主催    鹿児島大学産学官連携推進機構、かごしま産学官交流研究会

趣旨
 産学官が連携して、奄美大島に残る伝統木造船のものづくりを検証し、小型化のための設計図や加工技術を検討し記録するなどして、技術の伝承に役立てるとともに、最終的には1~2人乗りの小型伝統木造船を製作し、観光やイベント用に供することを目的として、かごしま産学官交流研究会奄美伝統木造船部会が中心となって活動しています。

 このたび、新規開発計画で進めていました「小型アイノコ」(愛称クッカル)が完成しました。
発表会では、建造された船大工 坪山良一氏の経験談をお聞きするとともに、小型船の評価法等についての開発報告をします。

 この機会に是非小型アイノコ「クッカル」を間近に見て、直に触りながら、今後の活用法などについて意見交換をし、木造船を見直すきっかけにして下さい。

 ※「クッカル」:長さ4M、重さ38kg

問い合わせ先
  かごしまウッディテック・フォーラム事務局
  鹿児島大学農学部助教授  服部
    電話099-285-8701
    e-mail : hattori@agri.kagoshima-u.ac.jp

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