「何が解決すべき問いなのか」を見つけ出すこと

原研哉さんがインタビューで「デザイナー40歳限界説」に対して、厳しい批判をしていた。

原さんによると、40歳で限界になるようなデザイナーは与えられた問いを解決する仕事しか出来ない人であり、自分がやっているのは「何が解決すべき問いなのか」を見つけ出すことであると。こちらは40代50代が一番仕事が出来る時期だと。

ま、若者に脳の瞬発力を鍛えて貰うゲームってことなんだろうけど、ストレートにいってこのお題の「問い」のレベルは低すぎると思うな。プログラミングのスキルを持つ人の数なんてのは、解決すべき問いがあり、その問いに対する答えがあって、更にその答えのごく一部でしかない指標。そんなものを目標にした問いを考えるというのは、目的地もチームメンバーの属性も不明なまま「このエクスペディションに最適な装備を調達するにはどうしたら良いか?」を考えるようなもの。

ハッカソンなんてバズワードに浮かれて地に足が着いていないんじゃないか?

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