修論ですか? いえいえ卒論です。

 今日の昼には卒論難民からちょっとした相談が1件ありました。フィールドワークの数を積み上げていく中で完全に予想外だった某要素が独立変数として絡んで来ているんじゃないかと思えてきたけどどうしましょうと。英語だったら色々と資料がありそうだったので、すぐに資料漁れと指示(奴は4言語対応)。これが研究の醍醐味ですよ。 やはりフィールドワークを根気よく続けて量を積み上げないと、新しいもの面白いものは見えて来ないんだなあ。しかし意外だった。面白い卒論になることは確定です。あとはどこまでクオリティを追い込めるか。

 正規履修生が書いている江戸切子の卒論も大変なことになっていて、3章「結果」までで4万字越え(1ページ40字×40行=1600字換算で25ページ到達中)。まだまだ足らないとこが色々あるんで、画像入れろとか注打てとか語りの文字起こし入れろとか指示しているので、おそらく3章までで5万字相当くらいになるでしょう。

 ということはこれ、最後まで行ったら6万字は確実に突破するわけで、完全に修士論文級のボリュームです。内容も考察の出来次第では修士論文で通るレベルになるはず。

 他にも良い感じで進んでいる論文が正規・難民で何本も控えていて、なんかアツい卒論がいっぱ出来そうで怖いです。